太田 博樹

研究代表者
東京大学・大学院理学系研究科・教授

A02班代表の太田です。遺跡から出土した人骨のゲノム解析と形質解析をとりまとめます。また、遺跡から得られる古代土壌のゲノム解析にも取り組みます。

班員と担当研究テーマ

  • 分担者:中 伊津美 東京大学・大学院理学系研究科・助教(古人骨ゲノム dry解析)
  • 協力者:和久大介 東京農業大学・国際食料情報学部・助教(古人骨ゲノム wet解析)
  • 協力者:覚張隆史 金沢大学・古代文明・文化資源学研究所・助教(古人骨・古代土壌ゲノム wet解析)
  • 協力者:近藤 修 東京大学・大学院理学系研究科・准教授(古人骨形態分析)
  • 協力者:水嶋崇一郎 聖マリアンナ医科大学・医学部・准教授(古人骨形態分析)

研究概要

 A02班は、遺跡内および遺跡間の親族関係、そして生業と深く結びつく古環境を明らかにすることを目的としています。先史社会の親族関係や生活環境について、これまでに考古学から数々の仮説が提唱されてきました。これらの検証には古人骨どうしの生物学的つながりや環境中に存在する生物に着目することが有効です。A02班は、遺跡からの生物考古情報を骨形態分析とゲノム解析を統合することで抽出し、仮説検証を進めます。