11月29日(土)に、岡山国際交流センターにて、植生史学会と本学変(A)のC03班「先史人類による人為的環境形成(植物相)に関する研究」との共催で、公開シンポジウムを開催します。

テーマは「最新DNA研究から探る日本列島における栽培植物の起源と来歴」です。

日本人にとって重要な栽培植物であるウルシ、アズキ、クリ、ナシ、イネの起源についての最新の研究が紹介されます。参加無料・申し込み不要となっていますので、ご興味のある方は、ぜひご来場ください。

Zoomでのオンライン配信も行います。オンライン視聴をご希望の方は、以下のページからご登録ください。

https://hisbot2025.main.jp/%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%83%9d%e3%82%b8%e3%82%a6%e3%83%a0

日時

11月29日(土)13:00ー17:00 

会場:岡山国際交流センター 国際会議場

プログラム

13:00会長挨拶
13:05那須 浩郎(岡山理科大学)
「趣旨説明:考古植物学と植物遺伝学の統合に向けて」
13:15菅 裕(県立広島大学)
「日本ウルシの進化と起源」
13:45内藤 健(農業・食品産業技術総合研究機構)
「アズキは日本の豆である」
14:15西尾 聡悟(農業・食品産業技術総合研究機構)
「ゲノム情報に基づくニホングリとニホンナシの栽培化と地域的伝播の解明」
14:45休憩(15分)
15:00石川 亮(神戸大学)
「米の誕生を探る―野生イネを用いた栽培化過程の実験的検証—」
15:30大田 竜也(総合研究大学院大学)
「弥生時代の米を探る―イネにおけるゲノム考古学の幕開け―」
16:00パネルディスカッション
17:00閉会